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Qubic QS-HVS62とQS-GC3:Expoを前に触覚機能と価格を確認

QS-HVS62は8チャンネルの触覚出力で税別695ユーロ。試作機QS-GC3はバケットシートのクッションを動かします。仕組みとフランクフルトでの試乗場所を整理しました。

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デモ:2026年10月16~18日 · 発売日は未発表

SimRacing Expo 2026に向けてQubic QS-HVS62とQS-GC3を紹介するSimSalesの編集用グラフィック
編集用グラフィック:SimSales

SimRacing Expo 2026で示す2つの触覚方式

Qubic Systemは、2026年10月16~18日にフランクフルトで開かれるSimRacing Expoで、コックピットに体感情報を加える2種類の機器を披露します。QS-HVS62はシート、フレーム、ペダルに振動を振り分ける装置で、QS-GC3はバケットシートのクッションに働きかけます。10月13日付の公式発表では、いずれも商用発売前の展示とされています。

購入計画では、この段階の違いを押さえる必要があります。会場で実物を確認して試せる一方、Qubicは両製品の発売日をまだ公表していません。QS-GC3については、試作機であることも明記しています。

QS-HVS62:コックピット用6系統とペダル用2系統

QS-HVS62は8チャンネルを1台にまとめています。シートやフレームに取り付ける触覚トランスデューサー向けの高出力6系統と、ペダル向けの低出力2系統です。Qubicは設置場所ごとに効果を振り分け、リグの特定の場所で振動を感じられる構成を提案しています。

メーカーが挙げる例には、縁石、エンジン、ブレーキ側のABS、アクセル側のトラクションコントロールがあります。ペダル用ユニットにはアダプターが必要な場合があり、すべてのペダルに取り付けられるわけではありません。総額を考える前に、取付方法も確認しておきたいところです。

6基のトランスデューサーと2基のペダル用ハプティクスユニットを接続したQS-HVS62。画像のアクセサリーは付属しません。
6基のトランスデューサーと2基のペダル用ハプティクスユニットを接続したQS-HVS62。画像のアクセサリーは付属しません。 Qubic System

QS-HVS62のPC接続と電源

PCとはUSB-Cで接続し、Windows用のQubic Managerを使用します。製品ページによると、効果の信号は機器内部で生成するため、サウンドカードや複数の外付けアンプを経由する構成は不要です。効果の周波数範囲は2~150 Hzと案内されています。

付属の46 V・480 W電源は8出力で共有します。このため、1出力の最大電力を、そのまますべてのチャンネルで同時に使える電力と解釈することはできません。完成した構成には、別売のトランスデューサーや取付ブラケットも必要です。

QS-GC3:バケットシートのクッション下で動く機構

QS-GC3は、クッション下の2枚のプレートをヒンジでつなぐ構造です。シート下のアクチュエーターが、底面のハーネス用開口部を通じて上側のプレートを動かします。Qubicは、コックピット全体を動かさずに、ブレーキングや加速時の身体の支え方を変えることを狙っています。

暫定仕様には約±3.5°の傾きと、エンジン振動などの触覚効果への対応が記載されています。いずれも試作段階の数値・機能で、最終確認前です。実際に利用できる効果は、各ゲームが提供するテレメトリーによって変わります。

バケットシートのクッション下に装着したQS-GC3のレンダリング。シートは付属せず、Qubicは発売前の試作品として紹介しています。
バケットシートのクッション下に装着したQS-GC3のレンダリング。シートは付属せず、Qubicは発売前の試作品として紹介しています。 Qubic System

QS-GC3を取り付けるための条件

バケットシートには、ハーネスの股ベルトを通す底面の開口部と、取り外せるクッションが必要です。Qubicによると、開口部のないシート向けのアダプターはありません。アクチュエーターがプレートに動きを伝えるために、その穴を使うためです。股ベルトはQS-GC3のプレートに直接取り付けます。

機構を入れると着座位置が2~3 cm高くなり、シート下にもアクチュエーター用の空間が必要です。導入前には、ステアリングやペダルに対する着座高に加え、シートレールやコックピットのフレームとの間隔を確認する必要があります。

発表済み価格とフランクフルトの試乗場所

QS-HVS62の案内価格は、税・関税を含めず695ユーロです。トランスデューサー、ペダル用触覚ユニット、ブラケットは含まれないため、この金額だけで完成したシステムになるわけではありません。QS-GC3は価格未発表で、シートも付属しません。

ExpoでQS-HVS62を試せるのはSimUltimateのブースのみです。QS-GC3はSimUltimate、Simufy、SimRacing Shopで展示されます。正式な販売時期や最終仕様を待つ間に、2つの方式で得られる感覚を実際に比較できる機会になります。

QS-BT3:Expoには展示されないハーネステンショナーの予告

Qubicは、ゲームのテレメトリーに応じてハーネスの左右の肩ベルトを引くQS-BT3も予告しています。1基のダイレクトドライブモーターが減速機を介さず共通のベルトを動かします。メーカーが示す200+ Nは1チャンネルの数値で、左右の肩で共有する引張力です。片側ごとに独立して200 Nを発生させるという意味ではありません。

シート背面への取り付けと、USBによるPC接続を想定しています。片側に関係する効果も両肩で感じる方式で、左右を独立制御するものではありません。設置計画を立てる際は最終寸法の公表を待ち、使用するハーネスの条件を確認する必要があります。Qubicは、効果が各ゲームの提供するテレメトリーに依存すると説明しています。

  • 発表価格は795ユーロ。税金と関税は含まれず、ハーネスも別途必要です。
  • 発売前の予告段階です。QubicはQS-BT3をSimRacing Expoに展示しないと明記しており、販売開始日は未発表です。
  • 寸法、重量、電源仕様は今後公表予定です。最終的な力の数値と効果も確認待ちです。

公式情報源

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