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RaceRoom Historic Update配信開始:新UI、FFB刷新と新コンテンツ
RaceRoomのHistoric Updateが配信開始。有料の新車4台と4コース、新UI、統計、手動ローリングスタート、刷新されたFFBが加わりました。
2026年10月20日開始のメンテナンスを経て、10月21日から提供 · クライアント0.9.9.05

配信開始:Historic Updateで追加された内容
RaceRoomは10月20日にメンテナンスを開始し、バックエンド移行のため最長24時間かかる可能性があると告知しました。同日夜にクライアントファイルのダウンロードを先行公開しましたが、オンラインサービスは10月21日午前9時30分(CEST)頃まで停止したままでした。21日には公式の配信開始告知とパッチノートが公開され、クライアント0.9.9.05(BuildID 26101636)と専用サーバー112.0.1721が示されています。全車両・全コースのアーカイブを読み込みの速い形式に再パックしたため、ダウンロード容量は約80 GBです。
発表済みの4台と4コースが追加されたほか、Hockenheimringが新しいランオフエリアや改修されたピットレーンを備えた2026年仕様に更新されました。新コンテンツは有料で、公式ストアでは各車両が6.98ユーロ、Spa-Francorchamps 1995、Laguna Seca Historic、Fliegerhorst Wunstorf、Glasbachrennenが各9.97ユーロ、4台と3コースをまとめたHistoric Packが45.00ユーロです。GlasbachはPackに含まれません。いずれも10月23日にログインせずに確認したユーロ表示価格で、付加価値税の扱いはストアに記載されていません。
ストアの仕組みも変わりました。リバリーの個別販売は終了し、車両を購入するとすべてのリバリーが付属します。ある車両のリバリーを1つでも購入していた場合、残りも自動的に解放されます。Test Driveでは、ストアの任意の車両を所有している任意のコースで試せるようになりました。
新UIはゲーム内メニューと旧ウェブサイトの両方を置き換え、メインメニュー、ストア、コンペティション、Ranked Multiplayer、リーダーボード、プロフィール、ガレージ、オプションが共通のデザインとバックエンドで動作します。統計は走行時間、走行距離、勝利数、表彰台、クリーンラップ、インシデントポイント、日別・週別の連続記録などとともに復活し、最初の実績も導入されました。集計は10月20日から始まり、旧統計は移行できなかったとRaceRoomは説明しています。
FFBでは、Grid Talkで説明された変更が実装されました。ジャイロ効果の修正、油圧・電動油圧・電動に対応して再構築されたパワーステアリング、全車両で有効にするオプション、ステアリングラックの種類のモデル化、物理ベースの停止時FFBです。Smoothing、Gyro Damping、Gyro Effect、Road Noiseの設定が追加され、FFBは単一のDirectInputエフェクトを使用し、スタジオによれば大規模グリッドでもほぼ常に400 Hzを維持します。物理面ではタイヤ接地モデルが接地面全体を評価するようになり、トラクションコントロールとABSの段階は逆転し、1が最も低く6が最も高くなりました。
このほか、VRのOpenXR移行、全車載ディスプレイからのFlash廃止、AI物理の複数CPUコアへの分散が行われ、スタジオの数値では大規模グリッドの読み込み時間がほぼ半減しました。これらの結果は当サイトでは計測していません。
- ローリングスタートのスタートコリドーでの違反は検出・警告されますが、まだペナルティの対象ではありません。
- 汚れたタイヤの振動効果は一時的に削除され、改良後に復活予定です。効果のなくなっていたBump Amplification設定は削除されました。
- 10月20日以前の統計は保持されません。
- 確認した公式資料には、配信後の既知の不具合を個別にまとめた一覧は含まれていません。
RaceRoomに全長5.3 kmのGlasbachヒルクライム
RaceRoomは、ドイツの全長5.3 kmのヒルクライムコース、Glasbachの再現を確認しました。このコースはすでに競技で使用されています。10月12日の公式ニュースによると、ルクセンブルクで開催されたFIA Esports European Hill Climb Cup決勝に登場しました。スタジオは、ガードレールに囲まれた狭い道路が、通常のサーキットとは異なる課題を生むと説明しています。
ヒルクライムでは周回ではなく、スタートからフィニッシュまでのタイムを競います。大会でのデビューを経て、GlasbachrennenはHistoric Updateにより全プレイヤーが利用できるようになり、公式ストアでは9.97ユーロの有料コンテンツです。ストアの説明では全長は5 kmをわずかに超え、標高差は223 m。マルチプレイでは各ドライバーが単独でタイムを競い、ライバルはゴーストとして表示されます。

ルクセンブルクでのFIA決勝の背景
FIAの案内では、現地決勝の日程は2026年10月9~11日です。8人の出場者は、8月20日から9月7日まで行われたオンライン予選を通過しました。大会はSteam経由のPC版RaceRoomで実施されました。
FIAは、予選に無料の車両とヒルクライムコースを使用したと説明しています。これは予選段階の条件であり、配信開始後のGlasbachrennenはRaceRoomストアで9.97ユーロで販売され、Historic Packには含まれていません。
Historic Updateの収録名と配信予定日が明らかに
RaceRoomは10月16日に配信したGrid Talk第10回で計画を詳しく説明しました。公式概要欄はHistoric Update 2026の予定日を引き続き10月20日とし、車両4台と4コースを挙げています。番組では車両追加にとどまらない技術面の刷新も解説しています。
Abarth 1000 TCRとMini Cooper S Mk3は、既存のNSUとSciroccoとともにGroup 2を構成します。Peugeot 406とFord MondeoはSuper Touringに加わります。Spa-Francorchamps 1995の再現には、写真、映像、当時の車載映像、チーム提供のデータを活用したと説明しています。Wunstorfは往年のDTMやSTWに関連する飛行場コースです。
- Peugeot 406およびFord Mondeo Super Touring。
- Group 2用のAbarth 1000 TCRおよびMini Cooper S Mk3。
- Spa-Francorchamps 1995。
- Laguna Seca Historic。
- Fliegerhorst Wunstorf。
- Glasbachrennen。

統一されたメニュー、統計の復帰、初のゲーム内実績
スタジオはメインメニュー、シングルプレイのレース設定、プロフィール用の新UIを紹介しました。刷新したバックエンドが従来の基盤を置き換え、画面の外観を統一できるようになります。車両のメタデータも追加し、コンテンツの発見や車両とコースの組み合わせ設定を支援します。
KW Studiosの責任者によると、旧システムへの負荷で無効化していたプロフィール統計が復帰します。統計を拡充するとともに、ゲーム内実績の初期版も導入します。いずれも今回の更新に向けた発表であり、動作を独自に評価したものではありません。
ローリングスタートをドライバー自身が操作
ローリングスタートはAI制御ではなくなり、プレイヤーが手順全体で車両を操作します。スタジオはドライバーの関与を増やすとともに、従来の自動操作による問題を避ける変更だと説明しています。
ノルドシュライフェではニュルブルクリンク24時間レースを参考にした手順を紹介しました。複数クラスを3分間隔でスタートする3グループに分けられます。各グループの先頭車がスタート・フィニッシュライン手前の指定区間内で加速のタイミングを決め、それがグループのスタート合図になります。この説明が全レース共通の形式を示すわけではありません。
FFB:ジャイロ効果とパワーステアリングを改修
チームは、操舵時の重さを過剰に増やしてタイヤの情報を隠していたジャイロ効果の不具合を発見したと説明しています。その修正が操舵シミュレーション全体の改良につながりました。新しい過渡モデルは、タイヤ接地面からサスペンション、ステアリングラックを通ってハンドルに至る伝達を扱います。
パワーステアリングも見直し、装備しない車両とGT3などのシステムの違いを再現します。希望すれば全車両でパワーステアリングを有効にできる設定も用意され、実車では装備していなかった旧車にも適用できます。
従来の効果による重さを一部取り戻したい人向けに、旧ジャイロ効果のスライダーも予告されています。これにより、旧効果を唯一の設定にせず選択できます。感触の改善は開発者の説明であり、当サイトではこの更新をまだ試していません。
RCCとAlpine Esportsも紹介
Grid TalkではRCCの復活と、公式Alpine EsportsシリーズのRaceRoomへの登場も発表しました。後者はAlpine GT4の競技とAlpine Cupのサポートシリーズで構成され、担当者はCup車両がゲーム内で無料だと説明しています。優勝者向けの賞品としてAlpine GT4のテストドライブも予告しました。ただし完全な規則や、参加登録がすでに始まったことは示していません。
日程、12月の予告、未公表の購入条件
Expoの公式プログラムはRaceRoom Content Revealを10月17日土曜日11:30 CESTに設定しています。この登壇と16日のGrid Talkは、20日の予定リリースに先立つものです。今回追加した技術情報は公式番組の説明に基づき、会場で確認していない内容を登壇の発表として扱っていません。
番組の最後には、ニュルブルクリンクに関連する新車両や新リバリーを含む12月の更新も予告しました。車種や具体的な日はまだ示していません。これらの事前資料では不明だったHistoric Updateの価格は、冒頭のセクションに記載しています。
公式情報源
- RaceRoom — Historic Update 2026 is Out Now!, 21 October 2026
- RaceRoom — Patch Notes, 21 October 2026 (client 0.9.9.05)
- RaceRoom — Big Force Feedback Update, 20 October 2026
- RaceRoom — RaceRoom is under maintenance, 20 October 2026
- RaceRoom Store — Historic Pack
- RaceRoom Store — Tracks (Spa-Francorchamps 1995, Laguna Seca Historic, Wunstorf, Glasbachrennen)
- RaceRoom Store — Cars (Abarth 1000 TCR, Mini Cooper S Mk.3, Peugeot 406, Ford Mondeo)
- RaceRoom — This Week in RaceRoom, 12 October 2026
- SimRacing Expo — Official stage programme, 16–18 October 2026
- FIA — European Hill Climb Cup: official competition format and schedule
- RaceRoom — Grid Talk Episode 10, official October 16 replay and developer explanations
- RaceRoom — Official YouTube channel linked from raceroom.com